第一面: 太古の鼓動 日本語↓The first plane: the Realm of Ancient Beginnings
The first plane is about Ancient beginnings. From very small substances like stardust and microorganisms, life was formed and keep transforming and evolving. From ancient time to current time, and till future. Starting from very tiny, the life formed very large animals, dinosaurs, mammals. Cole loved dinosaurs and fossils so much when he was little. It was his passion!
The passion has forgotten for a long time until one of Cole’s students who love dinosaurs so much reminded Cole again.
Teaching is learning. It’s beautiful to be able to learn from what you see, hear, and experience. It’s like digging soil to find your own fossils, finding your passion again.
This painting is filled with those memory, inspiration, new finding, and rediscovering. The process of making a painting is such an interesting thing. Things connect and create new meaning.
4/7/2021 Diary of observing the process
第一面は、太古の鼓動。星屑や微生物からはじまり、太古より綿々と連なる生命の変化の過程、その流れを体感していく面です。小さな生命からはじまり、だんだんと大きな流れになっていく。小さな頃から恐竜や、化石、太古の魚やもう絶滅してしまった様々な生き物達が大好きで、コールの両親は、コールは考古学者になるのではないかと思っていたくらい、のめり込んでいたようです。
小さな頃から大好きだった太古のいきものたち。実は、個別の教室で、毎月かなり遠方から通ってきてくれる現在中学生の生徒さんが大の恐竜好きで、一緒に恐竜を描き、図鑑を眺めていくうちに、眠っていた恐竜熱が目覚めてきたようです。
教えることは、学ぶ事。自然だけでなく、関わる全ての人から色々なインスピレーションを受けたり、忘れていた何かを思いだし、まるで化石のように埋もれてしまっていた自分を発掘するような作業ですね。
埋もれていた自分の好きだったことを見直して、今だからできる形で表現していく。今までだったらできなかった表現が、いまならできる。技術を積み重ねてきたからできる喜びがありますね。
この屏風はまさにそんな、コールの過去と未来、今が混ざり合って作られていくような、そんな世界です。絵を描く過程は非常におもしろいですよね。様々な事象が結びつき、新たな世界を創りだしていきます。
4/7/2021 屏風制作観察日記